今年も残り僅かになりました。あっという間の一年、何も大した事もしていないですが無事に過ごせた一年感謝です。
今年最後の商品紹介です。待ちに待ったCAMESSI社のシャツとパンツです。メイド イン インドでなかなか分かりづらい商品ですが、世界最高峰のシャツとパンツと言っても過言ではないです。シャツは変わらず熟練の職人さんが、マシンメイドで細部まで丁寧に綺麗に作られています。パンツは初入荷でハンドメイドで作られています。一年程前にサンプルを見て、オーダーしてから半年以上経って出来上がって来ました。ハンドメイドを目立たせたナポリ等のサルトリアルな物と違い、ハンドメイドを感じさせないくらいの細かい丁寧な手仕事がされています。サイドや後ろポケット回りのピックステッチ、ボタンホールやカンヌキ等はすべて手仕事です。価格は少し高いですが、この品質であれば、イタリアのシャツですとFRAYやパンツであればROTA等よりリーズナブルだと思います。スーツやジャケットも手掛け始めているとも聞いています。究極とも言えるクオリティーの物が出来上がって来るはずでとても興味深いですが、当店では扱えるような価格帯の物ではないかなぁ・・・。幸い大手のショップやデパートでの扱いもなく、雑誌等の掲載もないので、ブランド等で善し悪しを決める方達は買わないでしょうし、このままマニアックなブランドであって欲しいと願っています。2枚目のパンツ全体の画像の赤色が少し違い、3枚目の赤色が実際の色に近いです。
今日は冬至、柚子湯にゆっくり入りたいと思います。
made in INDIA
Camessi / Shirts & Trouthers
lacquer&C / Cotton/Linen Shirts
「この度の豪雨災害により被害に遭われた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心よりお祈りいたします。」
梅雨が明けて、いよいよ夏本番!って思っていたら、あまりの暑さにもうげんなりです。日本の美しい四季を季節に応じた行事や衣食住の文化を感じながら楽しめたらと思っていますが、この先この暑さが続くと思うと夏が嫌いになりそうです。でも夏だから楽しめる事を捜しながら乗り切りたいと思います。もうすぐ「鰻を食べる日」土用の丑の日ですね、今年は7月20日と8月1日の2度あるそうです。毎年のように値段が上がる鰻ですが、夏の楽しみのひとつですね。先日いつも買い物に行く魚屋さんで話を聞いたのですが、鰻に良く似た穴子もこの数年不漁で値上がっているようです。今までほとんど食べる事がなかった稚魚の「のれそれ」が最近のグルメブームで乱獲されているのが原因らしいです。自然の恵みは大切にして行かないと大変なことになりますよね。
また前置きが長くなりましたが、暑い夏に気持ちの良いシャツが入荷しました。綿/麻の長袖、プルオーバーB/Dです。肌触りの優しい生地で、洗う事によりザックリ感も出てきて風合いも良くなると思います。長袖ですので強い陽射しから素肌を守ってくれますし、ショーツ等を穿いた時は長袖を着た方がバランスが良いと思います。裾も緩めにカットしてありますので、洗いざらしでラフに着て欲しいです。でも作りは高品質な生地を一枚一枚丁寧に縫製した熟練の職人仕事です。
Camessi / Gingam Check B/D
今日は端午の節句「こどもの日」ですが、暦の上では「立夏」です。
夏の始まりで、そろそろ生き物達も活発になる時期ですね。今日は晴天で新緑も輝き、街中の小さな鯉のぼりも初夏の風になびいています。
今回は、久し振りに入荷した爽やかな色柄のカメッシーのシャツの紹介です。数年前に一度紹介をしましたが、その時の物よりも一層美しく魅力的に出来上がっています。有名なシャツブランドではないので、タグを見て善し悪しを決める方達には敬遠されがちですし、ましてやイタリーやフランス製でもなくインド製です。
スタイル的にもオーソドックスで、
襟腰も高くなく身幅も適当に余裕が有り、ボタンも分厚くないです。ただ生地の品質、細部まで拘った卓越した縫製、美しいボタン。今の一流と言われるシャツブランドを超えているようにも思えます。洋服や食べ物もそうですが、世評や看板、値段に惑わされず、自分の目や今までの経験値で真価を見抜けるようにしていきたいです。今日は夕食後に、近所の小さなお餅屋さんの柏餅をいただきます。
made in INDIA
Maria Santangelo / B.D Shirts
X’masも過ぎ、一段と寒さが増して来ました。自宅の窓から見える遠くの山は、薄ら雪化粧をしています。この冬は、雪が多く寒くなりそうです。
後3日で新しい年を迎えます。また一つ歳を重ねる事が出来ます。不思議に幾つになっても新たに気付かされる事がありますよね。衣食住なぜか?シンプルに普通になって来るように思えます。巷で良く聞くアンチエイジングより素敵に歳を重ねていきたいです。洋服も頑張って若さを意識したコーディネイトより、若い人には真似が出来ない、経験値と年齢で普通であたりまえの物を魅力的に着こなしたいです。年齢を重ねて来ると、オックスフォードのボタンダウン、ネイビージャケット、5ポケットデニムジーンズ等、子供の頃から着ている定番的な物の奥深さが分かってきます。60歳代の船が趣味のお客様の話の中で、「若い頃は大きくて早い船が良いと思っていたが、今は自分一人でも動かせる小さな船が楽しく気持ちが良い」と言っていたり、宇宙ステーションやロケットの開発をされている自転車好きなお客さんも、カーボン等の新素材のフレームより古典的なクロモリフレームが乗り心地が良く飽きないと話をされていました。若い頃は誰しも背伸びをして人の目を意識しながら物選びをする時がありますが、人の目を意識せず基本的な物を身に付けながら、どことなく違いが出せる魅力的な艶のある着こなしに憧れます。紹介するマリア・サンタンジェロのシャツも、何も変わる事なく同じスタイルで、定番的な柄行の高品質な生地を手仕事を入れた確かな作りの魅力的で飽きのこない素敵なシャツです。made in italy
Camessi / Royal Oxford P/O B.D
あっと言う間に5月も半分を過ぎました。暦の上ではもう夏です。心地よい風が吹き抜け、街中の木々の青葉も輝き、万物もいっせいに活気づいているかのようです。
そろそろ田植えのシーズンですが、今の時期は、新物(しんもの)や初物の食べ物も多く、新茶、新ごぼう、新じゃが、初ガツオ、しらす等々、休みにいつもの市場へ行くのが楽しみです。
店にも初めて扱うブランドが入荷しました。
インドメイドのシャツ、カメッシーです。
ほとんど知られていないブランドで、10年程前に世界最高峰のシャツをインドで作るプロジェクトの下で設立されたブランドです。南イタリアの柔らかく華やかなイメージより、北イタリアのシックで気高いイメージのシャツです。ボローニャの有名なシャツブランドを彷彿させるかのような仕上がりは、見事でうっとりとしてしまいます。ステッチの細かさ精密さは尋常ではありません。職人一人ひとりが、ハンドメイドでシングルニードルのマシンで正確に丁寧に一枚一枚作られています。そんなドレスシャツブランドのカジュアルなプルオーバーボタンダウンです。生地も光沢のあるロイヤルオックスフォードに綺麗なパールボタンが付けてあります。これからの季節、ショーツやジーンズに洗いざらしでラフに着て欲しいです。いつも思うのですが、手作り物は、加工やデザインされている大量生産品とは合いません。Made In India
Maria Santangelo / B.D Shirts
いつの間にか、二十四節気の処暑も過ぎ、明日から9月です。子供達の夏休みも終わり、月曜から新学期です。秋を感じる心地よい風が吹き始めるこの季節ですが、、、 今年も残暑厳しく、日中はまだまだ真夏の暑さが続きます。でも、どことなく朝夕の風は涼しく感じられ、日中の蝉の声から、夜の虫の音に変わり確実に秋は近づいています。洋服を着る方も、売る方も、この時期は大変です。9月の声を聞けば、暑くても夏のスタイルでは味気ないですし、急に厚手の物も着れないですしね。昔より夏が長くなって来ているようにも思えます。衣食住、美しい四季を意識しながら過ごしていきたいです。秋物第一弾の紹介です。マリア・サンタンジェロのB.Dシャツです。サイズやスタイルはいつも通りで、色がきれいなグラフチェックです。スーツ、ジャケットにタイドアップでも素敵ですが、今の季節、ショーツにデザートブーツで、ラフに腕まくりをしても、夏のスタイルとは違いお薦めです。made in italy
Maria Santangelo / Shirts
二十四節気の立夏も過ぎ、暦の上では夏の始まりですね。
田植えが始まり、そろそろカエル達も賑やかに鳴き出す時季です。
でも、本格的な夏は、まだ暫く先で、まだまだ天気も安定せず少し肌寒くなったり、真夏のような暑さになったりと、体調管理も洋服選びも大変です。
昔は、六月から衣替えでしたが、今は、色んな問題で仕方ないのでしょうが、クールビズが早まったり、スーパークールビズと言うものまで出て来たりと、ビジネスウエアーはどうなってしまうのですかね?
ネクタイを外して・・・位なら良しとしても、アロハやサンダルは如何なものですかね。ある程度の決まり事の中での「ハズシ」でないと美しくないように思います。仕事をしている姿を見られていると少しは考えていないといけないです。先日、呉服を扱われているお客様とお話をしていたら、着物は洋服よりも、もっと生地の季節感がはっきりしているそうです。山々が季節によって表情が変わるように、それぞれの季節に合わせ、生地、柄、仕立てが変わるそうです。
特に六月と九月、つまり季節の変わり目には、「単衣」透けない生地に裏地を付けない着物を着るそうです。
また,前置きが長くなりましたが、新しく入荷したマリア・サンタンジェロです。
白い方は今からの暑い季節にピッタリのメッシュの生地です。着ている自分も人への印象も涼しげです。
made in ITALY